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京都陸協記録会3000m8分39秒57



こんにちは!

 池上です。今日は京都陸協記録会の3000mに出場してきました。結果は

2:45

2:57

2:57

8分39秒57

でした。自己ベストの8分25秒切りを目指して出場したので、残念な気持ちはありますが、久しぶりに前日の夜眠れないくらい集中できていましたし、レースでも初めの2分45秒に対して、呼吸はそれなりに苦しかったですが、ペース自体は速いと感じませんでした。

 『純粋トレーニング批判』をお読みの方ならご察しの通り、神経筋は充分に発達しているけれど、呼吸循環器系がついていっていないパターンです。つまり、基礎スピードとして取り組んできたショートインターバルの効果は一定程度出ているということですし、これは私の調子が良い時の特徴です。

 調子が良い時はだいたいペースが速く感じられません。そして、私の場合はペースが速く感じられなければ、そのまま最後まで押していけることがほとんどなのですが、そうならないのは、練習不足でしょう。要するに、単に実力不足というだけのことで、現状自分が持っている力は出し切れたと思います。

 最後は乳酸が思いっきり蓄積し、腕も振れなくなり、一ミリもスパート出来ない状態でした。いや、スパートしてるつもりなんですけど、全くペースが上がっていませんでした。そういうことも踏まえて、自分の力は出し切れたレースだと思います。

 「日の丸を背負った京大生、消えた天才平井健太郎のトレーニング戦略」をご覧いただいた方ならお分かりいただけると思いますが、長距離走は乳酸やプロトンなどの代謝副産物が生成され続ける中で、それを上手く処理しながら走り続ける種目であり、3000mのレースに出場するのに、ショートインターバルとハーフマラソンのレースペースかそれよりも遅いペースの練習が中心だとやっぱりどうしても対応は出来ないです。

 それでも、基礎持久と基礎スピードはやってるし、ハーフマラソンの実戦的な練習もやってきたから、いけるかなと思いましたが、いけませんでした。やはり、ピーキングに当たっては実戦的な練習が必要でしょう。

 ただ、今はハーフマラソンのレースに向けてずっと仕上げてきて、ジュビロ磐田マラソンと亀岡ハーフの間にちょうど記録会があったので、走力を落とさないように刺激を入れるという目的で入れたものなので、目的通り、3000mを全力で走って体に刺激がかかっているので、これで良いと思います。

 さて、今日もたくさんの出会いがありました。地元の京都なので、地元の方とたくさんお会いできるというのは当然なのですが、それ以外にも二人の懐かしいお顔を見つけました。

レースが終わって歩いていると「おっ池ちゃん!」と声をかけて下さった方がいらっしゃったので、誰かとみると中央大学でコーチをされている山本亮さんです。

 山本さんは佐川急便(現SGH)でずっと走られていて、都道府県対抗男子駅伝では私が中学生の時にタスキリレーをしています。高校生でも同じチームで走らせて頂き、山本さんがリオ・デ・ジャネイロオリンピックの代表を決めた時に、お祝いの電話を入れたら、次の関西インカレでは試合を観に来てくださったこともありました。

 当時私は佐川急便でマラソンをやりたかったので、山本さんからは「俺がマラソン極めて池ちゃんに教えてやるから、結果出して来いよ」と言って頂きましたが、運命はそれを許しませんでした。私の方にも色々と状況が変わっていたのですが、山本さんの方は山本さんの方で色々あったようです。

 詳しくは私も知らないというか、人づてに聞いた話なので(と言ってもほぼ内部情報だけれど)、無責任なことは書けませんが、色々な方の話を聴いていると、やっぱり実業団もサラリーマンなんです。

 サラリーマンが悪いとかではないですよ。私が書きたいのは、スポーツの世界で実力が全てかというとそうではなくて、ごく普通にサラリーマンの人事異動なんです。

 そこには保身に走る人とか媚びを売る人とか、派閥争いとか色々ある訳です。

 1年半前くらいから皆様にもお伝えさせて頂いていますが、将来は日本でも実業団チームを持ちたいと思っています。今は、ケニア人選手だけですが、日本人選手も持ちたいです。なんか選手も指導者も思う存分競技に打ち込める環境、チームを作りたいなと思っているんです。

 走れてる選手を獲ってきて、使いまわすのではなくて、一から選手を育成出来るチーム作りを進めたいと思っています。

 またそれはどこかで詳しく書くとして、山本さんから皆様が何かを学ぶとしたら、マラソンに対する考え方です。山本さんも体が丈夫で月間1200㎞の走り込みをして、2時間8分台を出された方です。

 では、スピード練習はおろそかにしているかというと、そうでもないですし、マラソンをやってからトラックシーズンでは10000mで日本選手権5位に入られています。

 なんか効率っていうと少ない走行距離で結果を出すことだって思われがちなんですけど、それが正しいやり方で、確実に結果が出るなら、練習量を増やすのも一つの効率的なやり方ですし、月間1200㎞って書くとなんかすごい感じですけど、実際には練習の質によっても負荷は決まりますから、それで必ずしも負荷が高いとは限りません。

 トラックで結果を出すようなスピード練習と苦しくはない持久走をたくさん積み重ねてマラソンで結果が出せるならそれも一つの効率の良い練習だと思います。色々なやり方がありますし、その人の遺伝子や生活環境に応じたやり方がありますので、絶対にこのやり方が正しいと誰かに押し付けたことは一度もありません。

 ただ、今の自分の練習を見ていて思いますが、やっぱり練習量を増やすって楽に走力を伸ばす有効な方法ですよ。インターバルだけ頑張ってタイムを伸ばすのは厳しいです。起業してからの3年間の経験も踏まえてそれがよく分かりました。

 もう一度プロ復帰するなら、先ずは中強度の持久走と低強度から中強度の持久走をたくさんやって土台を作ります。

 そして、二人目は駿河大学監督の徳本さんです。なんか徳本さんっぽい人がいたんですけど、京都にいる訳ないじゃないですか。

 だから、5回くらい見てたんですけど、向こうとも目が合う訳ですよ。だから、挨拶したら、向こうも「おー、やっぱりお前か。誰か分からんかった。ってかお前の本読んだぞ。さすが、よく勉強してるな。勉強になったわー」と言って頂いたので、「いやいや、徳本さんは読まなくて良い人でしょう」と返したところから始まって、また陸上談議に花を咲かせていました。

 駿河大学も今年は箱根駅伝には出られなかったようなのですが、最後の調整が上手くいかなかったようです。やっぱり、選手の走力とか、力とか、特徴とかそういうものに合わせていかないといけないので、なかなか難しいですね。

 ただ、それでも話聞いてて思ったのは、今大学では10000mの平均タイムが28分台のチームが16校あるそうです。駿河大学も29分09秒です。レベルは格段に上がっています。ただ、箱根の予選会の通過タイムは1時間5分ちょい切りくらいなんです。

 もちろん、当日そこにコンディションを合わせる難しさとか、その場で勝負を決める難しさとかはあるのですが、ハーフマラソンは意外と走れない選手は走れないんです。

 基本は同じなんですけど、やっぱりちょっと練習も変えないと上手くいきません。あとはピーキングの難しさです。

 ピーキングの難しさって言うと、狙ったレースの日にっていうそればかり意識しがちですが、それだけではなくて、出場するレースの距離を目標とするレースペースでという点も重要になります。

 ただ単に、狙った日に調子を合わせるだけなら、10000mもハーフマラソンも同じということになりますが、実際にはそうではありません。過去半年間その日に10000mを28分台で走るためにトレーニングしてきた選手とその日にハーフマラソン63分台で走るためにトレーニングしてきた選手では自ずと練習は異なります。

 ピーキングというのは狙った日にというだけではなく、出場する種目において狙ったタイムで走り切るために自分の体を特化させることです。

 だから、距離の異なる複数の種目に出場して結果を残すのは難しいですし、少なくともわざわざ自分で自分を不利な状況に追い込む必要はありません。

 そういう意味で言えば、歴史上、瀬古さんなどのマラソンで促通用しそうな選手を除いてすべて箱根駅伝用の選手にして成果を挙げたのが中村清先生と言えるでしょう。日の丸を背負えるような選手以外は全員箱根駅伝に特化した練習を組んで、上位入賞、優勝したのは有名です。

 先述の平井も「戦略とは何をしないかを決めること」と定義していましたが、要するに、選択と集中です。

 あるものを手に入れるためにあるものを捨てる、その選択も含めてトレーニングを組んでいくのがピーキングであると言えます。そんなことも、徳本さんとお話しさせて頂きながら、皆様にお伝えさせて頂きたいなと思っていました。

 順番前後しましたが、私が大学二回生の時にハーフマラソン63分09秒で走った時に、徳本さんから駿河大学に編入しないかとお声がけ頂いていたんです。かなりの好条件に心は揺らぎましたが、大学3回生から編入して駿河大学に行ったらそこからまた4年間勉強しないと卒業できません。

 元々大学なんて行かなくて良いと思っていた私は学生生活6年間が耐えられずに、お断りさせて頂きましたが、今でも感謝しています。

 本日は防府読売マラソンでしたが、ウェルビーイングオンラインスクールを始め、全ての商品をご購入いただいている榮井悠祐様が自己ベストを2時間33分から32分へと更新されました。40キロまで、結構良いペースで行っていただけに最後の2.195kmでの失速が悔やまれますが、それがマラソンですよね。

 榮井様も初マラソンは4時間半くらいかかっている大人になってから走り出した普通のランナーさんです。もちろん、20代男性が走り始めたというアドバンテージは大きいですが、それを割引いても大人になってから走り始めても全然サブエガ、サブ3は出来るということは知って頂きたいです。

 榮井様との対談動画を過去に公開しており、「今までのラン系ユーチューブの中で一番勉強になった」とのコメントを頂いております。まだご覧になられていない方は是非こちらをクリックして、ご覧ください。

 そして、本日は近畿中学駅伝が開催され、私がちょっとお手伝いさせて頂いた桂中学校が男女ともに2位に入りました。このまま弾みをつけて、全国大会でも結果を残してほしいと思います。

 明日からはプロランナー下門美春さんとの対談動画をお届けさせて頂きます。下門さんもセルフコーチングでされている方で、セルフコーチングでやっている市民ランナーの方の参考になる内容が盛りだくさんですので、お楽しみにお待ちください。

それでは素敵な夜をお過ごしください

ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

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 ウェルビーイングオンラインスクールはたった一年間でマラソン3時間16分から2時間33分までタイムを伸ばした榮井様を初め、多くの方が劇的にタイムを伸ばしているハイテクシステムです。

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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