長距離走、マラソントレーニングの本質について学びたい方はちょっと待ってください!
自動返信メールで拙著『詳説長距離走、マラソンが速くなるためのたった3つのポイント』(1000円)の原稿データ(PDFファイル)をお送りさせて頂いたので、ご確認いただきたいのですが、その前に長距離走、マラソントレーニングの本質を知りたい方はこのまま読み続けて下さい。
今回お話しさせて頂く内容をご理解頂けると長距離走、マラソンが速くなるだけではなく、ネット上や書籍、練習会などで話されている内容が本当なのかどうかの真偽を判断する眼を手に入れることになります。
先ず初めに私のお話をさせて下さい。このページにたどりつかれるまでにあなたは私のこれまでの実績をご覧になられていると思います。
全国駅伝での区間賞や京都府高校駅伝三年連続区間賞、関西インカレ二冠、近畿選手権優勝、その他国内外での様々なロードレースでの優勝、二流の域は出ませんが、凄いと思って下さった方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないです。
ですが、そんな私も度重なる故障やオーバートレーニングについて悩まされ続けてきました。実は失敗だらけの陸上人生なんです。私だって素人じゃありませんから、練習をやり過ぎたら故障するとかオーバートレーニングになるとレースで結果が出せなくなることくらい分かっています。分かっていますが、同時にある程度の練習はこなさないと結果が出せないのも当然の話です。
私もよく練習をやり過ぎて結果を出せないとか故障ばかりしているとかで「学習能力がない」とか「あいつは馬鹿だ」とか「頭がおかしい」などと言われました。
一理あるのですが、そう言っている人たちの中で私の競技実績を上回る人は一人もいません。やっぱりある程度はやらないと結果は出せません。だけど、故障してしまってもやっぱり結果は出せません。
そんな訳で、自分にとって最適な練習を導き出すにはどうすれば良いのか、何か方程式のようなものを作れないかということをずっと真剣に真剣に考え続けていました。ありとあらゆる数字を当てはめてみました。
あるいは過去の人が同じようなことを考えていないかと思い、ありとあらゆる書籍を読みましたし、色々な人に話を聞いてもみました。そうすると、やはり似たようなことを考えている人はいるもので参考になる部分もたくさんありました。
でも、やっぱり方程式を作るには至りません。個人差やその時の状況(体の状態、気候、精神状態、標高、栄養状態、その他無数の言語化も数値化も出来ない差異)による誤差が大きすぎるのです。
そもそもの話、私も素人ではないですから、そこまで非合理的な練習はやっていない訳です。でも、どうしても上手く微調整が出来ないのです。失敗に失敗を重ね続けていました。
私の理想としては、自分自身にとっての最適な練習計画を導き出す方程式を生み出し、更にそれをコンピュータ言語に翻訳して、コンピュータに計算させることが出来れば、そのソフトウェアを使えば、万人に役立つシステムが作れると考えたのです。
ただ、どれだけ勉強しても、どれだけ考えても作れませんでした。答えには至らなかったのです。
そんなある日のこと、私はとりあえず今分かっているところまで整理してみようと思ったのです。私の理想には届きませんでした。私の理想には届きませんでしたが、全く前進していない訳でもありません。分からないこともまだたくさんあるけれど、分かってきたこともたくさんありました。
そもそもの話、具体的な数値化とか数式化とか考える前に長距離走、マラソントレーニングを大雑把に分けるとどういう要素があるのかと抜き出してみました。そうすると、大きく分けると4つの要素にしか分類されないことが分かったのです。
それが下記の4つです。
1つ目の要素:負荷と回復
トレーニングの負荷の総量と回復(リカバリー)の質です。トレーニングの負荷と回復の質の両方を考慮に入れながら、トレーニングの総負荷を正しく設定する必要があります。
2つ目の要素:質と量
800mからフルマラソンのどの距離においても持久面とスピード面の両方から考える必要があり、自分が出場する種目に応じてこの質と量の二点においてちょうど良い質の練習量を見つけ出す必要があります。量より質でも質より量でもなく、ちょうど良い質の練習量を見つけ出す必要があります。
3つ目の要素:一般性と特異性
一般性と特異性という言葉は多くの方にとっては少し聞きなれない言葉だと思います。日常言語で言えば、基礎と実戦、もしくは基礎と専門というような言葉になるでしょう。一般性と特異性という用語を使っているのは、トレーニングにおける専門用語は一般性と特異性だからということでお許しください。
何事も基礎的な訓練と専門的な訓練の両方が大切だと思います。長距離走、マラソンも決して例外ではないのです。そして、やはり重要なのはこの比率をどうするかです。基礎的な練習に偏り過ぎてもいけませんし、専門的な練習に偏り過ぎてもいけません。
そして、上記の3つの要素はそれぞれアンチノミー(二律背反)の関係性にあります。アンチノミーというのはあちらがたてばこちらが立たずという二つの関係性にあるもののことです。
例えば、回復の質を上げようと思えばどうしても練習の総負荷は落とさざるを得ないし、練習の総負荷をあげると回復の質は落ちがちです。そして、人間の体力は有限であるという理由から、質を増やせば量は落とさざるを得ないし、量を増やせば質を落とさざるを得ません。
また、当然基礎的な練習の負荷を上げれば、専門的な練習の負荷は落とさざるを得ないし、専門的な練習の負荷を上げれば、基礎的な練習の負荷を落とさざるを得ません。
4つ目の要素:時間(順番)
4つ目の要素というのは時間軸で上記3つの要素を考える必要があるということです。これはどういった練習をどういう順番で並べるのかという問題です。
いわゆるセット練習と呼ばれる練習をされたことがある方は、初日に1000m10本をやって二日目に30キロ走をやるのと、初日に30キロ走をやって、二日目に1000m10本をやるのとでは違う練習であるというのが経験的にお分かり頂いているかと思います。
わずか2日間の練習ですらそうなのですから、それが3か月とか半年とかいうスパンになると当然順番は大切になります。
このどのような練習をどのような順番に並べると良いのかというのが4つ目の要素です。
あなたが信じようと信じまいと長距離走、マラソントレーニングにおけるトレーニングの原理原則はこの4つの要素しかないのです。大雑把に言えば、それ以外の要素というのはありません。
では、これらの4つの要素はどのような関係性にあるべきなのでしょうか?
この4つの要素の中で自分に合った最適解を見つけるための方程式はどのようになっているのでしょうか?
先述の通り、具体的な数字を出すことは出来ません。ですが、数式とグラフに表すところまでは出来るのです。
これは例えばこういうことです。
皆さん小学校の理科、もしくは中学校の理科で慣性の法則というのを習ったと思います。でも、厳密には慣性の法則なんかこの世の中には存在しません。何故ならば、真空状態が存在しないからです。
ですが、真空状態においては慣性の法則が成り立つという仮定に基づいてこの世の中を見てみると、厳密には慣性の法則は働いていないけれども、大雑把に言えば慣性の法則に従って物体は運動していることが分かります。
私が解説させて頂く中長距離トレーニングのイロハも本当に具体的な部分までは導き出せないけれど、だいたいこういう目で自分のトレーニングを分析すれば答えが導き出せるという法則なのです。
この法則は私が発見した法則ですが、別に池上の法則というような名前はついていません。
何故ならば、私はあくまでも元々宇宙に存在する法則を発見しただけであり、しかもその過程においては多くの選手や指導者の方の書籍や運動生理学やトレーニング論の書籍を参考にしており、日本国内はもちろんのこと、ケニア、ドイツ、イタリア、ニュージーランド、イギリス、ベルギー、ノルウェーなどなど20か国以上の国の一流指導者の方や一流選手の方に直接お話をお伺いしたその意見の集大成として私が勝手にまとめて法則にしたものだからです。
あまり、私が発見した法則と仰々しく言えるようなものではなく、本当に基本の基本、根本原則なのです。ところが、この根本原則に気づいている方はまだあまりいません。というよりは、だいたい優れた選手や指導者の方は気づいているのですが、それを法則として数式やグラフ、言語にして説明していないのです。
という訳で、あなたはこれからこの中長距離トレーニングの根本原則を始めてグラフ化、数式化、言語化されたものを見ることになります。
最終的にはエレガントな形に4つのグラフで説明出来るようにしていますが、その説明となるとやはり簡単なことではありません。何しろ、私が約15年の陸上競技人生の中で多くの失敗とわずかな成功を元に法則化したものですから。
今回は是非全員に説明させて頂きたいのですが、どうしても2時間は頂きたいです。
一回で2時間頂かなくても大丈夫です。講義自体はいつでもどこでもインターネットで受講して頂けるようになっています。
ただ、2時間は合計で絶対に確保できる方にのみご案内させて下さい。上記の内容を全て網羅し、徹底解説させて頂いているオンライン講義「中長距離トレーニングのイロハ」2時間でたった9800円の投資で受講して頂けます。
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よくある質問と回答
質問:本当に理論なんか勉強して速くなるんですか?
回答:もちろん、理論だけを勉強しても速くはなりません。ただ、同じ走るにしても正しい方向性で努力できるのか否かは理論の部分を理解しているかどうかで決まります。言ってみれば、砂漠を旅する旅人にとってのコンパスみたいなものです。大雑把でも良いから正しい方向に進めるかどうかで大きな違いとなるのです。
質問:難し過ぎて理解出来ないのではないでしょうか?
回答:正直なところ、あまりにも勉強できない方は理解が難しいと思います。中学校卒業程度の学力は必要です。ただ、3回受講して頂ければ大半の日本人には理解できる内容となっております。
質問:その理論が正しいという証明はどのようになされたのでしょうか?
回答:申し訳ないのですが、数学な意味における証明はいまだなされておりません(いつかはやってみたいのですが)。しかしながら、一番大切な実績という面においては過去4年間で10代から70代まで、800mからフルマラソンまで、男女問わず、走力問わず、多くの方が私の理論に基づいて劇的に記録を伸ばしてこられました。
質問:走り方については解説をしないのですか?
回答:本講義では走り方に関しては全く解説をしません。中長距離走、マラソンにおいては走り方よりも先ずは練習計画の組み方が圧倒的に重要で、その重要度合いは約7割を占めます。
質問:支払い方法はどのようなものがありますか?
回答:お支払いはクレジットカード、ペイパル、銀行振り込みよりお選びいただけます。
質問:受講登録手続きは難しいですか?
回答:お支払い方法をお選びいただいた後、講義をお届けさせて頂くメールアドレス、お名前をご入力いただくほどで3分ほどで完了します。
質問:講義はどのように試聴できますか?
回答:講義はユーチューブ上に限定公開しておりまして、二部に分けてお届けさせて頂いております。インターネットさえあればいつでもどこでもご視聴いただけます。
質問:講義で分からないところがあれば質問できますか?
回答:はい、無期限の無料メールサポートを設けておりますので、講義内で分からないところがありましたら、いつでもご質問ください。
質問:池上秀志についてもっと詳しく知りたいです。
回答:客観的な情報をお求めでしたら、グーグルで「池上秀志」と検索して頂ければ色々と情報が出てきます。主な経歴や実績は以下の通りです↓↓
経歴
中学 京都府亀岡市立亀岡中学校
都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒
高校 洛南高校
京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝
全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位
大学 京都教育大学
京都インカレ10000m優勝
関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝
西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位
京都選手権 10000m優勝
近畿選手権 10000m優勝
谷川真理ハーフマラソン優勝
グアムハーフマラソン優勝
上尾ハーフマラソン一般の部優勝
大学卒業後
実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。
大阪ロードレース優勝
ハイテクハーフマラソン二連覇
ももクロマニアハーフマラソン2位
グアムマラソン優勝
大阪マラソン2位
自己ベスト
ハーフマラソン 63分09秒
30km 1時間31分53秒
マラソン 2時間13分41秒