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執筆者の写真池上秀志

総走行距離を増やさずに走力を伸ばす4つの観点

更新日:1月19日

「現在の総走行距離ではこれ以上タイムを伸ばせないほど完璧に練習している非エリートランナーを今だかつて一度もみたことがない」

 上記はジェイムス・カーニーやデイサン・リッツェンハインを初め数多くのオリンピック選手を育て上げたブラッド・ハドソンが著書『Run Faster』に書いたことを私が意訳したものです。


 今回この言葉を紹介させて頂いたのは、私も同意するからです。最近はユーチューブで練習量を増やすことのメリットなども解説し、メルマガでは適切な練習量を増やす方法を解説させて頂いています。


 ですが、やはり同時に現在の練習の中身を見直すことも非常に大切だと思います。


 歴史的に言えば、長距離走、マラソンは練習量の増加とともにレベルが上がってきたと言っても良いと思います。当時は土トラックということもあったかもしれませんが、1950年代や60年代は5000m14分台が全然いなかった時代です。


 練習量も今ほど多くはありませんでした。これはそもそもマラソンや駅伝が今ほど盛んではなかったことと大きく関係があるでしょう。もちろん、当時も5000m14分台ランナーや円谷幸吉さん、君原健二さんあたりの時代から10000mも28分台に突入していきますし、彼らの練習量は現在とあまり変わらなかったようです。


 世界的に見ても、1960年代にはすでに週に200キロや300キロ、時には400キロの練習をこなす選手が現れ出し、マラソンだけではなく800mからフルマラソンまで、世界記録が戦前とは比べ物にならないくらいに伸びました。


 実は意外に思われるかもしれませんが、もう1960年以降はトップランナーの練習量は全く増えておらず、中身が変わっていくことで世界記録が伸び続けてきました。


 高校駅伝においても同じことが言えると思います。


 今から70年前の1953年の全国高校駅伝の優勝タイムは2時間15分、我が郷里の京都は京都商業が2時間27分55秒で34位と現在の基準から言えばちょっと考えられないくらい遅いです。


 こういったレベルであれば、練習量を増やすだけでぐんぐん力をつけていくことが出来るので、熱心な先生がいた学校が強かったと思います。


 ここからレベルはぐんぐんと上がり、今から40年前の1983年の優勝タイムは2時間7分台、上位7校が2時間10分を切っています。優勝した報徳学園の1区は現在も報徳学園の指揮を執る平山征史先生で、この翌年からはケニア人留学生が1区に起用されるようになり、二十年近く日本人の1区区間賞が出なくなります。


 我が母校の洛南高校は10位で2時間10分28秒、私の中学校と高校の大先輩で現在は東京実業高校の指揮を執っておられる小川欽也大先輩が3区を走られています。


 私はこの年を含めて報徳学園を3連覇含む6度の全国優勝に導いた鶴谷先生のお話を何度もお伺いしておりますが、当時すでに高校生が30キロ走や40キロ走をするのは珍しいことではなかったようです。


 夏休みや冬休みの強化合宿期間だけだとは思いますが、練習量は今の高校生よりも多く、2005年くらいまでが高校生の練習量のピークなのではないかと思います。ちなみに私が高校に入学した時はまだ先輩が40キロ走に取り組まれていましたし、私も32キロまではやりました。朝と午後合わせて一日40キロ、50キロの練習をこなしました。


 おそらく我々がこの距離の練習をした最後の高校生の年代くらいだと思います。


 でも結論から言えば、練習量は減少傾向にあるけれど、レベルは今の方が高いです。要因は色々とあると思いますが、練習量の組み合わせ方が進歩していると言えるでしょう。


 つまり、世界的に見ても国内的に見ても、まずは練習量が増えるにつれてレベルが上昇し続けた時代があり、ある程度までは増えたらその後は中身が改善される(練習の組み合わせ)ことによってレベルが上がってきたということです。


 これは決して練習の質が上がったという話ではありません。そもそも、質って上げたくてもなかなか上げられないものなんです。


 これをお読み頂いている方の一体何人が1000m5本を1分休息で2分50秒で出来るでしょうか?


 おそらくほとんどいないでしょう。つまり、質というのは上げたくても簡単に上げられるものではなく、寧ろ1000m5本のような練習の質を上げるにはどうすれば良いのかと考えて、そこから色々と逆算して物事を考えていく訳です。そういう意味における、練習の組み合わせが改善されたのです。


 これは市民ランナーの方においても言えることだと思います。初めは練習量が増えれば、走力がぐんぐんと向上します。そして、市民ランナーの場合は大抵は遺伝子的な限界までは練習量を増やしません。これは現実的に仕事や家庭を抱えながら、練習量を増やす限界値があるからだと思います。


 あとは単純に、1人で練習を続けることが厳しいというのもあるのでしょう。私も走ってばかりいたので、好きなことばかりしてるやつと思われている節が強かったですが、好きなだけで4カ月で4000キロとか月間1200キロとか走る訳ないし、気が向いた時に気が向いた練習だけをして、ハーフマラソン63分09秒で走れるほど甘いスポーツでもないです。


 練習量や練習の負荷を増やすには強い意志と自己規律能力が問われるので、レベルを問わず一人で練習量の負荷を上げ続けるのは大変なことだと思います。


 そういった、精神的、肉体的、社会的な様々な要因を考慮に入れながら、ある程度までは練習量を増やしつつも、練習の中身を変えていくことによって記録を狙うのが市民ランナーの方の基本だと思います。


 では、実際には練習の中身をどのように変えれば良いのでしょうか?


 大きく分けると次の4つの要素があります。


あなたの記録を向上させる要素その1:練習の総負荷

 練習量が多いと疲れるというのは、素人の方ほど思い込んでいる傾向がある勘違いです。これは読者の皆様も感じておられるのではないでしょうか?


 友人やご家族の方など周りの方に走っていることを言うと「どのくらい走るの?」と聞かれますが「どのくらい速く走るの?」と聞かれることはほとんどありません。


 また、フルマラソンを走るというと「凄―い。マラソンってあれやねえ。42キロかなんか走らはるんでしょ。凄いねー」と言われますが、5000mのレースに出ると言うと「5000mか。5000mやったら、まだそんなに大した距離ちゃうねー」みたいな反応が返ってくることが多いです。


 中には半ば見下したような感じで「5000m?5000mなんて長距離ちゃうちゃう。5000mなんて中距離や」と言ってくるおっちゃんもいます。まあまあ関西というのはそういうところなので、こちらも別に気分を害することもなく「あー、そうかもしれないですねー。マラソンと比べたらだいぶ短いですもんねー」なんて返していますが、一般的な感覚としてこんな感じだと思います。


 ただ、ある程度の走力に到達すると、20キロの低強度走よりも1キロ5本を90秒休息で5000mのレースペースで行う方がはるかに強度が高くなることは皆さまご存知だと思います。


 ですから、練習の総量が同じでもその中で適切に練習の負荷をコントロールすることが大切です。きつ過ぎず、楽過ぎない負荷を常にコントロールすることが出来ればそれだけで走力は向上し続けるはずです。


 それだけでと言っても正直それが難しいです。一週間とか二週間くらいなら大丈夫でも、ちょっとずつちょっとずつ負荷の高すぎる期間が続けば長いスパンで見た時に全然結果に繋がらないみたいなことはよくあることです。


 ちなみにですが、中学生や高校生のような若い10代の子たちはまだ若いから体の回復も速いし、いくら練習しても大丈夫みたいに思っている人も多いですが、全然そんなことはないです。


 寧ろ、彼らはまだまだ基礎体力が出来ていない分、練習の負荷を適切にコントロールしてあげないと結果に繋がりません。そして、苦しい練習に耐えているにも関わらず結果が出なければ遅かれ早かれやめたいと言い出します。


 私はこれを中学生の時に経験しました。私の母校の京都府亀岡市立亀岡中学校は長距離が強い学校で、私が入学する数年前には男子が京都府駅伝で優勝し、全国大会に出場していましたし、3つ上の先輩にはその年の通信陸上の女子1500mで日本一に輝く小川智香さんがいらっしゃいました。後に佛教大学で全日本大学女子駅伝2位の時のアンカーも走られています。


 そして、私が卒業した次の年には男子が近畿駅伝に出場し、その次の年には京都府中学駅伝を制し、全国中学駅伝に出場します。


 では私が在籍した3年間はどうであったかというと京都府で14位が最高で、2年生の時には地区予選で敗退し、「亀中史上初の地区予選落ち」と聞かされました。


 じゃあ、我々が不真面目だったのか、やる気がなかったのか、全然練習していなかったかというと全然そんなことはありませんでした。ただ、今から思えば練習の負荷が高すぎました。


 当時の顧問の先生は走力に合わせた練習を組むという発想がなく、全員同じ練習をして、遅れたら「つけ」「離れるな」の一点張りでひたすら頑張らされていました。そんな練習が週に2回とかじゃなくて、毎朝だったんですね。毎朝6000mの加速走で1キロ4分半くらいから入って、後半は1キロ3分台に突入し、最後の1000mは3分40秒とかそのくらいで土の200mトラックで走っていました。


 午後は60分ジョグとか長い時は20分ジョグを4セットとか30分ジョグを2セットとか、短い日は30-40分ジョグと流し、クーリングダウン、補強で終了という感じの練習でした。


 当時は3000m10分台の選手が大半だったので、ちょっと強度が高すぎたと思います。1年生はまだ11分台の子もいます。しかも毎朝4分半から3分40秒ペースくらいの加速走ですからね。それで、土曜日は競技場でインターバルやレペティショントレーニングのような更に高強度な練習が入ります。


 全員オーバートレーニングだったんでしょうね。あんまり強くなりませんでした。そして、私を含む私の代の全部員が一度は陸上部辞めたいと言っています。苦しいだけで速くもならないし、短距離が強かったこともあって我々だけ目の敵のように接せられるし、あまり面白くありませんでした。まあ、中学生なので皆で馬鹿なこと言ったりしてたのは面白かったですけど。


 私は幸いにもタイムが伸び続けましたが、その理由は当時野球をやっていて冬場はウォーミングアップで9キロ走った後に、30mの坂ダッシュを30本やってそこから延々と一日練習みたいなことをやっていたので、すでに基礎体力があったからです。


 一方で、他の部員は中学校から運動を始める子が大半だったので基礎体力のレベルが全然違いました。そんな訳で図らずとも私の場合はなんとなく適切な負荷におさまっていたのでしょう。それでも、2年生の時の京都府大会ではブービー賞を取ったり、地区駅伝で予選落ちしたりと散々な思い出はあります。


 更に、高校に入っても練習のやり過ぎでやればやるほど遅くなるという経験を嫌というほどしました。なんであんなチャラチャラ走ってるやつに負けるのかと思ったことは幾度とあります。


 苦しみに耐えて頑張れば頑張るほど遅くなるほど辛いことはないですが、練習の負荷を適切にコントロールしないとどうなるのかということを体で覚えることが出来たので、アマチュアランナーの方の指導をする上では大いに役立っています。


 では、練習の負荷を適切にコントロールするにはどうすれば良いのかということですが、本記事内では練習量が同じならばという前提があるので、そうなると練習の質でコントロールするしかありません。という訳で二つ目の要素です。


あなたの記録を向上させる要素その2:練習の質をコントロールする

 練習の質をコントロールすると一言で言っても色々な質の変え方があります。高強度な練習の質を上げるのか、それとも低強度走を何個か中強度走に置き換えるのか、あるいは低強度走の最後に少しだけ中強度の練習を入れるのか、それとも低強度走の最後に高強度走を少しだけ入れるのか、あるいは200m5本を低強度走の後にいれるのか、あるいはその逆をやるのか、一言で質を上げたり下げたりする場合にも色々なパターンが考えられます。


 これが一概に練習は質より量なのか、それとも量より質なのかということが一概に言えない理由になります。


 例えば、距離走の質は上げるけど、インターバルの質は落として本数を増やす場合、これは質より量の練習になったのか、それとも量より質の練習になったのか、誰も答えられませんよね?


 距離走の質を上げて、質の高い練習の量を増やしたという意味においては量より質と言えるし、距離走により重点を置き、インターバルも質を落とす代わりに量を増やしたという意味においては質より量の練習と言えます。


 一言で量より質が大切とか質より量が大切とかいえるものではないのです。


 ただ、一つ言えることは様々な質の練習が満遍なく入っている方が良いということです。私はこれを空白地帯の少ない練習と呼んでいます。


 例えば私の場合、最も遅いペースの練習は1キロ5分半くらいです。そして、最も速いペースの練習は1キロ2分半くらいです。1キロ2分半の練習というのはそのペースという意味であり、実際には200mを30秒とかそういった練習です。


 出来れば、1キロ5分半くらいから2分半くらいまで間がなく満遍なく入っているのが望ましいです。満遍なくと書きましたが、全てが均一に入っている必要はなく、寧ろメインとなる練習のペース帯は決めるべきです。


 例えばですが私の場合、今はマラソントレーニング期間中なので、メインとなるのは私のマラソン自己ベストペースの1キロ3分10秒ペースとその70%から90%くらいの練習が土台作りとして、最もメインとなる練習のペースです。


 ですが、それよりも遅いペースでリカバリーと練習の要素が半々くらいの練習も欲しいし、はるかに遅いペースで完全にリカバリーを目的にした練習も欲しいし、逆に最低限のスピードは維持しておきたいので、スピードを維持するような練習も欲しいし、ということで色々な練習が満遍なく欲しいのです。


 そうやって、色々な観点から質をコントロールしていく訳ですが、最終的には最も重要な強度は自分が出場するレースペース前後の練習だということです。800mの選手なら800mの主観的レース強度のトレーニング、もしくはその前後(400mから1500mの主観的レース強度)、そして、マラソナーならマラソンからハーフマラソンくらいの主観的レース強度の練習が最終的には最も重要です。


 ただ、これはあくまでも最終的にはという話であって、年間通して色々な強度の練習が入っているのが大切です。そして、様々な負荷の練習を入れながら、総負荷が自分の基礎体力に見合ったものであることが非常に大切です。


あなたの記録が向上する要素その3:一般的練習と特異的練習のバランス

 3つ目の要素は一般的練習と特異的練習のバランスですが、これは基礎練習と実戦練習のバランスと言っても良いと思います。先ほど、様々な刺激の練習を組み合わせながらも最終的には自分が出場するレースの主観的強度前後の練習が最も大切になるということを書きましたが、言い換えればこれは最終的には特異的に練習することが最も大切であるということです。


 特異的というのは限定的とか特化したと言い換えても良いと思います。例えば、5000m15分ちょうどというのは、良くも悪くも5000m15分ちょうどに特化しており、非常に限定的な能力なのです。


 5000mを15分ちょうどで走れたからと言ってどのくらい800mが速く走れるのか、あるいはどのくらいフルマラソンが速く走れるのかということは分からないし、また5000m14分半でもなく、5000m15分半でもなく15分ちょうどなのです。


 この5000m15分ちょうどに特化した練習が特異的な練習です。最終的には特異的な練習が大切なのですが、特異的な練習のレベルを上げるにはそもそも一般的な練習のレベルを上げていかないとダメです。


 一般的な練習とは基礎的な練習であり、長距離走における基礎とはゆっくり長く走るか短く速く走るかのどちらかです。


 例えばですが、5000mを速く走る能力と5000mよりもはるかに遅いペースで60分走ることは一見関係が無さそうに思えますが、実際には30分から90分の中強度走で5000mの走力が大きく向上するということはよくあることです。というか基本的にそうです。


 また、5000mを速く走るためには800mや1500mのタイムが遅くて困ることは一切ありません。だからこそ、800mや1500mのレースペースや主観的レース強度でのトレーニングも長い目で見れば5000mの走力向上に大いに役立ちます。


 また、現在の1500mのレースペースが将来の5000mのレースペースになるということも珍しくはありません。ですから、やっぱりこういった基礎トレーニングも重要なのです。


 更に説明を加えると、仮に質が全く同じであったとしても特異度には差が出るということはあります。


 例えば、今私が5000mのレースに向けて準備をしており、5000mのレースの主観的強度で1000m5本をやるとします。この場合、強度=質=ペースは同じです。本数=量も1000m5本で同じです。ただ、休息を2分で行う場合と1分で行う場合を比べると休息1分で行う方が特異度が高いと言えます。


 何故ならば、レースでは休息はないからです。レースでは休息がないからよりそれに近い方が特異度は上がるのです。


 あるいは、1人で5000mのタイムトライアルをする場合、おそらくレースと同じタイムでは走れません。そういう意味では質は落ちます。


 ですが、5000mという距離を休憩なしで全力で走るという意味においてはやはり特異度は高いです。


 特異度が高いか低いかは質が高いか低いかとはまた違う概念であることを理解することが必要であり、自分が出場するレースに応じて、一般的練習と特異的練習の比率に調和がとれると記録は向上します。


あなたの記録が向上する要素その4:ピーキングを適切に行う

 ピーキングと調整を混同されている方が非常に多いのですが、ピーキングと調整は違います。調整とは目標とするレースが近づいてきたときに練習の強度を落として、過去のトレーニング刺激に対して最大限の適応を図ることと余分な疲労を取り除いてフレッシュな状態でレースに臨むことを目的として行うものです。


 調整はせいぜい2週間から1週間程度のスパンで行うものです。


 それに対して、ピーキングとは3か月から6か月くらいのスパンでシステマチックに練習を積み重ねていき、一つのレースに向けて最高の状態を作ることを指します。先ほどから練習は様々な刺激を組み合わせながらも最終的には特異的な練習に重点を置くことが望ましいということを書いていますが、実際には様々な練習を1週間の中に全て詰め込むのは不可能です。


 特に、基礎体力の向上に重点を置く時期には、特異的な練習は入れられないし、またそうすべきでもありません。


 ですから、それぞれの時期に重点を置く練習を変えながら、最終的には自分が出場するレースに向けて最も良い準備が出来るように準備していくのです。


 ピーキングとは、言ってみれば練習の組み合わせを考えると言っても良いと思います。


 例えば、日本語も所詮は五十音の組み合わせですが、その組み合わせで意味が全然変わってくる訳です。面白い話も出来れば、意味の分からない話にもなります。


 そして、これらは比率が同じでも、並べる順番を変えれば全然違う文章になるというのと同じで、満遍なく練習を入れるのですが、その組み合わせ方、順番で全然違う練習になります。


 一番オーソドックスなやり方としては、まずは故障しにくく疲れにくい体を作る基礎構築の時期があり、次に自分が出場するレースを中心としながらも様々なトレーニング刺激を入れていき、自分が出場するレースに特異的に準備していく時期があり、最後に調整期があるというパターンです。


 基礎構築期は中強度の持久走(リディア―ドの言葉でいうところのマラソンコンディショニングトレーニング)をたくさん取り入れ、総走行距離を徐々に入れながら、登坂走やショートファルトレク、場合によってはサーキットトレーニングなども取り入れながら基礎体力作りに励んでいきます。


 その次の自分が出場するレースを中心としながらも様々なトレーニング刺激を入れていく時期は、おおよそ自分のレースペースの上下10%くらいの範囲を高強度な練習として入れていきます。


 例えば、5000mのレースに出場する場合であれば、ハーフマラソンかマラソンレースペースくらいから1500mのレースペースくらいまでを高強度な練習として取り入れつつ、低強度から中強度の持久走、補強などを入れていきます。


 次の特異的な練習をする時期になれば、自分のレースペースの上下5%くらいまで範囲を絞り込んでいきます。5000mを例に取れば、5000mのタイムトライアルやレース、1000m5本や3000m+2000m+1000mなどの練習がメインの練習となるでしょう。


 最後に、練習の強度をしっかりと落として、レースへと臨むことになります。ちなみに、本などを読んでいると最後の調整は質を上げて量を減らすと書いてあることも多いです。これをシャープニングと言ったりもします。シャープンというのが鋭くとがらせるという意味の英単語で鉛筆削りのことを英語でシャープナーと言ったりもしますが、イメージ的にはそんな感じです。


 ですが私の経験上、長距離走、マラソンにおいては最後に質を上げて量を減らすやり方はあまり上手くいかないです。上手くいく人もいるにはいるのですが、中距離ランナーや中学生など練習量が少ない人に多いです。


 おそらく理由としては、まずある程度の練習量をこなしてきており、基礎体力がある人は練習量を減らすことで得られるものよりも失うことの方が多くなるのかもしれません。そもそもの話をすると継続的に練習を積んできている選手にとって、走ることはホメオスタシス機能の一部になっているはずなので、極端に練習量をへらすことで体調が整いにくくなるのかもしれません。


 これは普段仕事をしている人がたまに3日とか4日とか何もせずに家でゴロゴロしていると仕事に戻った時に調子を戻すまでちょっと時間がかかるのと同じことだと思います。


 一般の方からするとトレーニング=体に負担と思われているかもしれませんが、ある程度の走力レベルを超えると60分ジョグが休養になりますし(別に30分ジョグでも同じことです)、ずっと週に200キロを超えるような練習をこなしてきている人であれば、急に週に100キロとかまで練習量を減らすと体調が狂うのかもしれません。


 市民ランナーの方の場合、そこまで練習量は多くないと思いますが、ほぼ毎日走っている人が極端に走る頻度を減らすとかえって調子が狂うことはよくありますし、そもそも普段の練習量が少ないので、練習量を減らす必要はないとおっしゃる方も多いです。


 その辺りはよく分かりませんが、間違いなく言えることは練習量を減らしても質を上げたら練習の総負荷は上がるということです。調整練習の目的はあくまでも練習の総負荷を落として、過去のトレーニング刺激に対して最大限に適応するとともに、余分な疲労を取り除いてフレッシュな状態でレースを迎えることです。


 ですから、レースペースよりも速く走る必要はなく、レースペースもしくはそれよりもやや遅いくらいでちょうど良いです。


 という訳で、以上の項目を守って練習すれば、現在の練習量の中で最大限に効率の良い練習を実現することが出来るはずです。


 そして、今回の内容をもっと詳しく知りたい方の為にウェルビーイングオンラインスクールというオンラインスクールをご用意しております。


 実際に、ウェルビーイングオンラインスクールを受講してたった一年間でマラソンが3時間16分から2時間33分まで伸びたり、5000m18分台から3年間で15分台まで伸びたり、60歳で初めてサブスリーを記録したり、2年間2時間54分で伸び悩んでいたマラソンの自己ベストをすぐに更新して、そこから更に7分伸ばしたりと多くの方が大幅に自己ベストを伸ばされています。


 その秘密は上記のようなトレーニングに対するアプローチだけではなく、リカバリー戦略についても解説することで故障やオーバートレーニングのリスクを最小限にし、トレーニング効果を最大限にしているからでもあります。


 更には潜在意識にもアプローチし、長距離走、マラソンで最大限に結果を出すための潜在意識の管理術もお伝えさせて頂いております。人間の思考の約9割は潜在意識=無意識だとも言われており、潜在意識が邪魔をしているとなかなか走力も伸びていきません。


 中学生や高校生が比較的ぐんぐん伸びていくのはまだ大人のようには潜在意識に色々なものが入っておらず、良い意味でも悪い意味でもまだ自我が確立していないので、積極的観念を入れてあげるとどんどん潜在意識が書き換わっていくからでもあります。


 大人の場合は、良くも悪くも自我が確立し、潜在意識もある程度固定されているので、自分で自分にとって望ましい潜在意識に意識的に書き換える必要があります。長距離走、マラソンで結果を出すための潜在意識管理方法もお伝えさせて頂いているので、より効率よく結果が出ます。


 ウェルビーイングオンラインスクールの講義内容は以下の通りです。


マインドセット

1 夢をかなえる人のための心理学概論


2 自然と湧き出すモチベーションの作り方


3 あなたの能力を決定するエフィカシーの話


4 一段上の世界へとあなたを導くコンフォートゾーンの作り方


5 夢をかなえる人のための目標設定の仕方


6 圧倒的な自信を作る臨場感の高め方 IxV=R


7 圧倒的な自信を作るアファメーション


8 圧倒的な自信を作るヴィジュアライゼーションテクニック


9 あなたの中に眠る創造力の引き出し方


10 睡眠学習の正体を暴く無意識の力の使い方


11 天才から学ぶ脳波管理術


12 夢をかなえる人のための瞑想法


13 夢をかなえる人のための自我の話

トレーニング

1 今の自分を超えたい人のためのトレーニング概論


2 普遍的なトレーニング理論を学ぶ・純粋トレーニングの話


3 池上式線形アルゴリズム


4 理論から実践へ・実践トレーニング概論


5 マラソントレーニングの基礎中の基礎、有酸素能力の高め方


6 あなたの走りにキレを加えるスピードトレーニングのやり方


7 マラソンのレース結果を飛躍させるロングランのやり方


8 トレーニングスケジュールの組み方


9 マラソンの為の土台を固める補助的トレーニング編


10 故障中やシーズンオフ・アクティブリカバリーの為のクロストレーニング


11 5‐15㎞の為のトレーニング


12 ハーフマラソンの為のトレーニング


13 世界のトップランナー・コーチから学ぶマラソントレーニング


リカバリー戦略

1 練習以外でライバルに差をつけたいあなたの為のリカバリー概論


2 ウェルビーイングの要・抗酸化と抗炎症の話


3 ウェルビーイングの要・脂質の話


4 中長距離・マラソンランナーのための炭水化物の話


5 蛋白質の話


6 ウェルビーイングのためのポリフェノールの話


7 マラソンランナーの為の水分補給綱領


8 ウェルビーイングのためのサプリメントの話


9 寝ている間に差をつけろ!睡眠の科学前編


10 寝ている間に差をつけろ!睡眠の科学後編


11 いつでもどこでも出来るセルフマッサージのやり方


12 冷やすべき?温めるべき?温冷療法解説


13 ただのストレッチはもう古い・ヨガ・キネティックストレッチ編


 皆様お忙しい中走られていることは重々承知しておりますので、少しずつ少しずつ学んで頂けるように動画の一回あたりの長さは20-60分、更に隙間時間に繰り返し学習して頂けるように音声ファイル(MP3)もご用意しておりますので、お手元の音楽プレーヤーで聞き流しをして頂くことも可能です。


 更に、本編とは別に、セルフコーチングで日本の一線級へと上り詰めた特別講師の方々の講義を無料でお付けさせて頂いております。


 1人目は東京マラソン2012年で2時間26分で日本人トップの4位に入られた大久保絵里さんです。大久保絵里さんはハイテクタウンというランナー向けのジムで普通にお仕事をされながら、競技能力を伸ばし続けられた方です。


 講義動画の中では、練習の組み立て方、練習と仕事の兼ね合い、時間の管理の仕方、モチベーションの管理の仕方、体重の管理の仕方、恋愛とランニングなど赤裸々に市民ランナーが学ぶべきことを詳しく解説されていました。


 そして、大久保絵里さんが実際に、大田原マラソンで2時間36分を出す前の20週間のトレーニングプログラムも収録されており、そちらも参考になりました。


 こちらは9800円で販売させて頂いているコンテンツですが、無料でプレゼントさせて頂きます。

 そして二人目は、インカレ入賞4回、インカレ優勝1回、日本選手権2位でアジア選手権の日本代表にもなった中村真悠子さんです。

 中村さんは中距離ランナーで極めて少ない総走行距離で日本のトップまで上り詰められた方です。


 その分、サーキットトレーニング、動きづくり、坂トレーニングなどを多用し、効率よく地面に大きな力を伝えることが出来る走り作りに注力されました。中村さんの講義動画では、そういった中長距離ランナーが効率の良い走りを身につけるための様々なトレーニングを紹介させて頂いています。


 こちらも本来は9800円の講義動画なのですが、無料でプレゼントさせて頂きます。


 そして、最後の特別講師は京都大学生時代に勉学や家庭教師の仕事と両立しながら、月間走行距離400㎞程度の練習量で、5000m14分00秒、10000m28分36秒、ハーフマラソンで62分30秒、をマークし、インカレは日本人トップの2位、全日本学生個人選手権大会では2位に入った平井健太郎さんです。

 平井健太郎さんのトレーニング戦略も無理なく力をつけていけるトレーニングの神髄が語られており、平井さんの練習量自体も多くないことから、市民ランナーにも応用しやすく大変参考になる内容です。


 4本合わせて約3時間半の講義動画の中で、市民ランナーの方が目標とするレースに向かって効率よく練習を組んでいく方法論を解説しており、「戦略」「意識」「目的」「集中」「究極的には」「コツ」と言ったキーワードが次々と出てきます。


 こちらは18000円で販売している講義ですが、こちらも無料でプレゼントさせて頂きます。


 万が一動画をすべてご覧になった後で満足いただけなかった場合は理由のいかんにかかわらず全額返金致しますので、あなたがこの講義を受講した場合のデメリットは「半年前にこの講義を受講するべきだった」とつぶやく羽目になることだけです。


 ロンドンオリンピック代表の藤原新さんからも「理論から実践まで、本当によく勉強して分かりやすく解説してある。このレベルの講義は私が知る限り、日本ではここでしか学べない」と太鼓判を押して頂いています。


 ウェルビーイングオンラインスクールを受講して頂いた多くの方が1年後、2年後、3年後に大きく自己ベストを更新されています。


 そして、ウェルビーイングオンラインスクールの真の長所はとてつもない時短を実現し、通常なら5年10年かかるところにたった1年で到達すること、そして、あなたが本来見られなかったかもしれない景色が見れるようになることで、ロンドンオリンピック代表の藤原新さんからも「理論から実践まで、本当によく勉強して分かりやすく解説してある。このレベルの講義は私が知る限り、日本ではここでしか学べない」と太鼓判を押して頂いています。


 これだけの内容が詰まってたった99800円です。


 今私はたった99800円と申し上げましたが、約10万円をたったと書いたことに反感を覚えた方もいらっしゃると思います。お気持ちはとても分かるのですが、何故10万円が安いのかを説明させて下さい。


 先ず、こういった趣味における自己実現を図る場合、一体どのくらいの価格がつけられているのかご存知ですか?


 他のサービスと比較をさせて頂きましょう。


ライザップ(美ボディ、モテボディ作り)30-50万円


ライザップゴルフ(ゴルフ)38-68万円


ベルリッツ(外国語)27-32万円 


高山敦史さんパーソナルコーチング(ランニング、マラソン) 1時間1万円 30時間=30万円


池上秀志ズームコンサル(ランニング、マラソン、起業) 1時間1万円 30時間=30万円


 つまり、30万円以上というのが本気で自己実現をする場合の相場なのです。ただ、誰から教わるかで価格が変わるというのは当然の話です。ただ、講師の実績という観点からも10万円というのはとても安いのです。


 特典としてお付けさせて頂く、特別講師の面々の実績の紹介はすでにさせて頂いたのですが、メイン講師の私の実績はというと、中学時代は都道府県対抗男子駅伝で京都府代表として出場し6区で区間賞、高校時代は京都府高校駅伝で3年連続区間賞でチームも優勝、全国高校駅伝3年連続出場、都道府県対抗男子駅伝と合わせて計20人抜き、大学では関西インカレ二冠、京都府選手権、近畿選手権、グアムハーフ、谷川真理ハーフ、上尾ハーフ、亀岡ハーフで優勝、そして、プロになってからは大阪ロードレース、ハイテクハーフ二連覇、ケアンズマラソンで優勝、大阪マラソンでも日本人トップの2位に入るなどの実績を残してきました。


 しかし、正直選手としての実績よりも指導者としての指導実績である10代から70代まで、800mからマラソンまで、ケニア人も日本人も、男女問わず、マラソンで世界のトップを狙うレベルからサブ4を狙うレベルまで、幅広く指導し、過去3年間で数百人のランナーさんの自己ベスト達成をサポートしている圧倒的な実績、自分でも世界中を渡り歩き、延べ20か国以上100人以上の一流指導者、一流選手に直接話を聞いて渡り、日独英語で書かれた運動生理学、医学、トレーニングの本、一流選手や指導者の伝記、栄養学、睡眠、医学に関する書籍をのべ数百冊読み込んで勉強したという、知識と情熱があります。


 そして、何よりも私が腰から下で故障したことがない箇所はなく、疲労骨折は4回も経験し、オーバートレーニングで5000mが1分半以上遅くなったりと、挫折経験が多いことからも「池上さんならランナーの気持ちが分かってくれる」との定評を頂いております。


 更に、受講される際の不安を取り除くために全額返金保証をつけさせて頂いております。全て受講して頂いた上で万が一ご満足いただけない場合は全額返金させて頂きます。


 私は元々プロランナーです。プロランナーというのは生活の全てを賭けて走っても、人並外れた成績を残さないと1円にもならない仕事です。ですから、講義の内容に絶対の自信はありますが、もしもお役に立てないなら全額返金させて頂くというのは当然のことなのです。


 ちなみに、返金請求の割合は1%を少し下回る程度です。もちろん、実際に返金させて頂いております。


 また、お金の話ついでにご案内させて頂きますと、ウェルビーイングオンラインスクールには分割払いの仕組みをつけており、最大24回払いまで可能です。その場合には割り切りやすいように、多少の金利をつけさせて頂くことをご了承ください。


 例えばですが、3回払いをご希望の場合は金利を100円だけつけさせて頂いて、月々33000円、24回払いの場合は1000円だけ金利をつけさせて頂いて、月々4200円のお支払いとなります。


 では、ウェルビーイングオンラインスクールはどこからお申込み頂けるのかということですが、実は大変申し訳ないのですが、現在は枠が埋まっておりお申込み頂けません。その訳をお話しさせて下さい。


 ウェルビーイングオンラインスクールには無料メールサポートがついており、多くの方から練習内容の相談を中心に様々なランニングに関するご質問を頂いております。


 そして、現在約500名のオンラインスクールの受講生様がいらっしゃり、500名の受講生様からのご質問に私一人でお答えさせて頂いている状態です。私自身も毎日5時前後には起きて夜寝るまでほとんど仕事、練習、食事、体の手入れ以外になにもやっていないという生活をほとんど週七日(それ以外にたまに家族サービスの時間あり)休みなしで続けさせて頂いておりますが、それでも徐々に返信が追い付かなくなってきております。


 そして、やはり一番質問を多く頂くのは新しい受講生様です。そんな訳で、現在受講生様の数を限定させて頂いており、次の募集は12月27日の夜8時より8名様限定で募集させて頂くこととなります。


 当然ですが、私も出来ることなら、なるべく多くの方に受講して頂きたいです。経営者としても、売り上げが落ちてしまうのは由々しきことでありますが、せっかく受講して頂けるならば全員に結果を出して頂きたいですし、全員精一杯サポートさせて頂きたいとの思いからこのようにさせて頂いております。


 私も泣く泣く苦渋の決断として、一人一人しっかりとサポートさせて頂くことを選んでおります。もしも、受講して頂けるのであれば、その際は精一杯サポートさせて頂きますので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。


 自分が先着8名に該当するかどうか気になるという方もいらっしゃると思いますが、8名に達した時点でウェルビーイングオンラインスクールは「在庫切れ」と表示させて頂き、受講出来ないようにさせて頂きます。ですので、受講登録が出来る方は全員対象者となりますので、ご安心ください。


 最近は枠があいていることは非常に稀となってきましたので、枠が空いている場合は(在庫切れではなく普通に購入できる状態ならば)、すぐにご決断のほどをお願いいたします。


 最近は募集を開始してすぐに枠が埋まってしまいますので、忘れずに申し込みたいという方は是非こちらをクリックして再入荷通知をリクエストして下さい。メールにて募集開始のご連絡をさせて頂きます。


 お申し込み方法は非常に簡単で、お名前、メールアドレス、お支払方法などの基本情報を入力するだけでたった10分ほどで完了します。


 お支払い方法はクレジットカード、ペイパル、銀行振り込みの三種類よりお選び頂け、お支払い方法にクレジットカード、もしくはペイパルをお選びいただいた方には自動返信メールですぐに講義がお手元に届きます。


 そして、銀行振り込みでお支払い頂いた方には、私がお振込みを確認させて頂いた後に、手動でメールにて講義をお届けさせて頂きます。


 お申込み頂いて初めの1か月は目から鱗の内容ばかりで、走るのが速くなるというよりは長距離走、マラソンの奥深さにどんどん惹きこまれていき、2か月目には自分なりに夢に向かっての青写真を描くようになり、3か月目には実際に自分にピッタリ合った練習計画が立てられるようになるとともに、リカバリー戦略やマインドセット編のお陰で心身ともに溌溂とウェルビーイングが感じられるようになり、半年ほどで、一回目の大きな走力向上が確認出来、1年後、2年後、3年後には劇的に走力が伸びています。


 1年後、2年後、3年後には他の受講生様の半分程度の成果でも絶対に絶対にご満足いただけます。想定しうる唯一の問題はあなたがもっと早くウェルビーイングオンラインスクールにお申込みになられなかったことだけなのですが、いかがですか?


 再入荷通知のリクエストはこちらから

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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