こんにちは、ウェルビーイング池上です。
今回はLLLTの4つの使用事例についてお伝えしたいと思います。以下の4つの事例は全てガン研究の第一人者であるMark Sloan著『Red Light Therapy Miracle Medicine』からの引用です。
事例1と2
初めの2つの事例は肩の痛みです。肩の痛みは仕事、趣味、睡眠中にまで影響を及ぼし、様々な面から生活の質を落とします。というよりは肩の痛みだけではなく、全ての慢性的な痛みにおいて言えることですが、長く続くと心理的なストレスもかなり大きくなり、鬱の症状を併発することも少なくありません。
そして、これら慢性的な痛みにおいて往々にして状況を悪化させるのが手術です。必要な手術ももちろん、あるでしょうから全ての手術を否定するつもりはありません。また、仮にその手術に効果がなかったとしても患者の方が強く希望するのであれば、プラセボ効果で改善されることもあるでしょう。ですが、私の周囲には手術で状況が大きく改善された人はほぼいないといって良いでしょう。
不必要な手術の調査は1974年に始まりました。この年、アメリカで実施された240万人の手術が不必要であり、12000人の患者が手術によって死亡したと報告されました。それに目を付けたのがハーヴァード大学の教授で元外科医のルシアン・リープです。彼はその後も継続的に調査を続けました。
「状況は今日でも変わらない」彼は2016年の報告書の中で次のように語ります。
「世界中で毎年数百万人の患者が不必要な手術のために多くの不自由に耐え、数十万円の負担にさらされている」
イギリスではこういった流れを汲んで鍼灸や気功が代替医療として認められています。LLLTもこういった流れを汲んで副作用のない安価な治療器具ということで研究が進められてきました。
今回紹介したいのは長年肩の痛みで悩んでいた二人の方です。一人目は10年以上も肩の痛みに悩んでいた方で、何か突発的な事故やきっかけがあった訳ではなく、徐々に痛みを感じていったケースです。典型的な慢性的な痛みのパターンです。週に40時間以上のデスクワークをする方で、長時間パソコンを使っていて背中や肩回りが固まってしまったのでしょう。
彼女はカイロプラクティック、オステオパシー、鍼治療なども試しましたが、あまり効かなかったようです。その後彼女はLLLTにトライしてみることとなったのですが、「一回の治療の後肩の痛みが消えた」とのことでした。このような慢性的な痛みの場合、治療直後に痛みが消えていたとしても、たった一回の治療で完治することはあり得ないので、恐らく継続的に使っていく必要はありますが、いずれにしても20分間の患部への照射の後、痛みが完全に消えたそうです。
個人的にはかなり懐疑的なのですが、でも鍼灸師の仲谷健吾さんという方によると「同じ治療をしていてもちょっと良くなると「うわっ!めっちゃ良くなりました!先生ありがとうございます!」という人の方が、「うーん、マシにはなったんですけど、やっぱりここが痛くて」という人よりも明らかに治りが早いそうです。やっぱり人間というのは自分の発した言葉やその時の思考が潜在意識に影響を与えるようです。自己治癒力のような細胞の自己統制を司るのは潜在意識ですから、普段の言葉遣いや思考の積み重ねが治療の過程にも影響を与えるようです。ですから、この方もそういったプラセボ効果的なものも手伝ったのかもしれませんね。
心と痛みの関係については「心と痛みの連関」というブログ記事の中に詳しく書いているので、そちらをご参照ください。
さて、二つ目の症例の方に移りましょう。二つ目のケースは何年もの間方の痛みに耐えてきた女性の方で「何人ものお医者さんや治療家の方に診てもらい、シャーマンにまで診てもらったけど、誰もその原因を説明してくれなくて、悩んでいた」とのことでした。
この方はLLLTを使い始めて3回目のセッションでかなりの改善を感じてロッククライミングにも行けるようになったとのとこでした。
痛みや故障の治療におけるLLLTの作用機序は主に3つあります。この3つの作用機序については、過去のブログ記事「LLLT」に詳しく書いていますので、下記のURLよりご覧ください。
視力の回復
次の事例はカナダのトロント、オンタイロに住むカヤさんの事例です。視力の低下は加齢とともにある程度は避けられず、しかも体の中で一番早く衰える箇所の一つなのではないでしょうか?ちなみに私の家は眼鏡一家です。祖父母はもちろんのこと、両親、姉、妹全員が眼鏡かコンタクトレンズをつけています。次は自分の番かと実は中学生くらいから戦々恐々としていたのですが、何故か私はまだ眼鏡をかけていません。
ところが、LLLTでは視力の回復が報告されており、2週間で4回の治療でも視力の回復が確認されたようです。まあでも、原理は単純で細胞内のミトコンドリアにアプローチし、その細胞のエネルギーレベルを高めたり、DNAの傷を修復したりというメカニズムが基本ですから、当然と言えば当然ですよね。目の網膜とか眼球とかもすべて細胞ですから。ちなみにカヤさんは一時期0.2くらいまで落ちていた視力が1.0まで回復したそうです。
「眼科で検査を受けたら、眼科医がめっちゃびっくりしてたでー(関西弁風の翻訳)」とのことでした。その眼下によると通常、加齢による視力の低下は避けられずカヤさんのケースは通常あり得ないとのことでした。
LLLT機器を購入するとたいてい防護眼鏡がついてきます。そして、光を直接見ないでくださいとも書いてあります。確かに、太陽の光を直接見るのが良くないように、レーザータイプのように光線のエネルギーが強いものは直接見ると目を傷めることもあるのですが、LEDタイプのものはまず大丈夫です。目をつぶって光を浴びても効果はあるのですが、おすすめは眩しすぎない程度に機器を離して直接見ることです。実際私もそのように使っています。
ただ、この手のことは医療従事者や製品販売者としては出来るだけリスクをとりたくないものなんです。それはやったらダメと言っていれば、責任は問われませんが、「大丈夫」と言って何か問題が起きれば責任問題です。そういうこともあって、「直接見ないでください」と書いておくのでしょう。重ねて言いますが、光を指先くらいまで集中させるレーザータイプのものはエネルギーが強いので、気を付けて使ってください。一方で、LED型のタイプは問題ありません。
ちなみに私もLLLTを販売しているので、一応書いておきます。「光を直接見ないでください(笑)」私は直接見ていますし、研究でも視力の回復には眩しくない程度に離して、直接肉眼で見るのが望ましいとされています。でも、直接見ないでくださいね。
事例4:失われた骨
アドルフ・ヒトラーの埋蔵金、ジェネラル山下の埋蔵金、徳川の埋蔵金、世界中には数々の失われた埋蔵金があると言われていますが、そんな失われた埋蔵金のごとく急に骨がなくなった人がいます。事の経緯は次のようなものです。報告はヘルニアの治療にLLLTを使っていたアル・グレイさんによるものです。
「妻がある朝起きると、左手の親指が動かなくなっていた。レントゲンを撮ると、レントゲンは左手の親指と手首をつなぐ骨が完全になくなっていることを示していた。まるでスタートレックのスコッティが「ビームアップ」したみたいに。骨を調べても骨粗鬆症の兆候はなく、全く原因が分からないままにただただそこの箇所の骨がなくなっていた。
そこで最寄りの外科医に診てもらってプラスチックの骨を作って、埋め込んでもらった。しばらくは痛みもあったけど、ギブスを外して、時間とともに痛みも減っていって経過は良好だった。最終的には動かすとき以外は痛みを感じなくなっていた。生活に支障が出ることもなかったが、しかし妻にとってはつらさを感じるものではあった。
そこで私はLLLTを使うことを提案した。そして、最終的にはLLLTを当てると痛みは完全に消えた。まだ親指が完全に依然と同様に使えるわけではないが、それでも痛みが消えたことが私にとっては奇跡だった。
ついでに、私の経験も書かせてください。ヘルニアの治療に使っていたのですが、痛みがすぐに消えました。私のカナダからの驚きの声が聞こえなかった時の為に、メールにて報告させてもらいます。
アル・グレイ
さて、今回は4つの事例について簡単にまとめてみましたが、LLLTにはほかにも以下のような事例に用いられています。
・疲労の回復が早くなる
・睡眠の質が上がる
・故障の治りが早くなる
・骨密度が増える
・関節炎の治癒促進
・認知機能の向上
・鬱の緩和
・ニキビの消失
・育毛効果
・男性ホルモンが増える
・鎮痛
・脂肪燃焼
詳しく知りたい方には『詳説LLLT』という小冊子をお送りさせて頂きますので、下記のURLより問い合わせページに入って「LLLT」とご記入の上送信してください。
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