あの国民的スーパースターも実践した心理学的テクニック

こんばんは、ウェルビーイング池上です!


 記事の傾向をはっきり見ると、あまり心理系の記事は人気が出ないようなのですが、これからもスポーツ心理学の重要性は訴え続けたいと思います。そして、実はこれはあなたにとってもチャンスかもしれません。何故なら、とても強力なツールでありながら、多くの人がその重要性に気づいていないからです。ということはそれを理解するだけでもあなたはほかの人よりも上に行けるチャンスがぐっと高まるということです。


 例えていうなら、みんながわらじを履いてオフロードを走っている時代に自分だけ、現代のランニングシューズを履いてアスファルトを走るようなものです。


 さて、スポーツ心理学って結局のところ何なのかなって考えると、基礎能力のことだと私は思います。あなたのまわりにも割と何でもそつなくこなしていく人っていませんか?3年前まではお互いその分野については全く知識がない状態からスタートして気づいたら、大きな差がついていたっていう人がいませんか?この場合、何でもそつなくこなすと言っても何に対しても能力が高いとか才能があるということではありません。


 出来ないことが出来るようになるまでの時間が他の人よりも短かったり、あるいは出来ないことをやろうとする人、色々と新しいことに挑戦し、初めは出来なくても試行錯誤をしながら、自分のものにしてしまう人です。


 私の周りでいえば、「平井健太郎という男がいる」で紹介した平井がそうです。人は誰しも何らかの才能はあると思います。私は文章が書くのが好きですし、ティラノはしゃべるのが上手いです。私に文才があるかどうかは別にして、毎日毎日これだけの文章を書けること自体が一つの才能だと思います。この才能は好きだから継続出来るという才能です。


 ただそういった生まれつきの才能ではなく、何故か何やらしても道を切り開いていくという人がいるものですが、これこそが心の基礎能力です。心の使い方が上手いので、何をやってもある程度道を切り開いていけるのです。


 もう一つの特徴は心の使い方が上手い人は勝負強く、運にも恵まれます。巷では引き寄せの法則と言われますが、引き寄せているんじゃないんです。心の使い方が上手い人にはその道が見えるんです。人は全ての情報を等しく知覚している訳ではありません。例えば、大観衆の中で、反射的に「あっこの人は自分のことを知っている人の応援だ」と思うことはないでしょうか?あるいは人ごみの中で、自分の名前を呼ばれた時だけははっきりと聞こえたことは?ちなみにハリウッド映画にはセックス、デス(死)、ラウドノイズ(大きな音)という三種の神器があります。この3つを映画の中に上手く織り込むことによって知覚の扉が開き、印象に残りやすくなるのです。この場合、それ以外のものは見えているはずなのに認識されない=スコトーマになります。逆の言い方をすれば、セックス、デス、ラウドノイズが強く認識されるように心が設定されているということです。


 これと同じ仕組みで、勝負強い人や運に恵まれる人というのは、自分の人生にチャンスが訪れたときにそれが見えるようにきちんと心を設定しているのです。またそれを迎え入れる準備もできています。成功の扉という言葉はあまり使いたくないのですが、チャンスの扉は一瞬だけ開いてすぐに閉じることだけは確かです。


 では、その心の使い方とはどのようなものなのか?それを科学するのがスポーツ心理学です。科学というのは実験と観察に基づく心理を探求する営みです。要するに、その分野で成功している人の心の使い方の中に共通点を見出すのがスポーツ心理学です。そして、いったん学問レベルまで落とし込んでしまえば、私のような凡人もその知識を使って人生を開けるという訳です。


 そして、学問として解明されているものを無意識のうちにほぼ全てやっていた国民的スターがいます。学問と言っても、もともとは成功者とされる人の心の使い方を分析し、体系化したものですから、国民的スターがやっていない訳はないのですが、まあ見事なまでに体現したスーパースターがいます。


 それが、私の世代なら誰もが憧れたミスタープロ野球こと長嶋茂雄さんです。日本経済白書がもはや戦後ではないといった数年後、日本がサンフランシスコ条約に調印した5年後に読売ジャイアンツに入団したスーパースターです。そのスーパースター長嶋茂雄さんの本『野球は人生そのものだ』から引用させていただきます。



以下引用

「しかし、一方で独自のメンタルトレーニングはしっかりやっていた。

 最寄りの駅でありったけのスポーツ紙を買ってきて、一面のトップ記事をひろげ、自分で大見出しを書き込んだ。赤、青、黄色、緑のマジックで「長嶋サヨナラ本塁打」「長嶋逆転満塁本塁打!」と大きく書き込んでいく。白黒の新聞にカラーで派手に殴り書きした。「天覧試合でサヨナラ打」と書き、監督談話も作った。「水原監督の話 長嶋の一発に尽きる。さすがにゴールデンルーキー。歴史に残る一発だ」。この創作新聞が現実のものになるとは、プラス思考のイメトレ効果は絶大である」


引用終わり


 ここまでがヴィジュアライゼーションテクニックであり、アファメーション。更に以下のように続いていきます。


 以下引用

「(中略)あの天覧試合でプロ野球そのものが隆盛に向かったことは言うまでもない。高度成長の中でスポーツ界の中心は、手前みそになるけれど、やはりジャイアンツ。おこがましいが、学生時代からプロに行ってどういう選手になって、フィールドではどういう表現をするかということを決めていた。だから、そういう点では自分のイマジネーションの世界でプロ野球に身を投じて、しかもジャイアンツという伝統があるチームでプレーできたことは非常にラッキーだったと言える。

 ジャイアンツか南海かという苦渋の選択を迎えたとき、ジャイアンツを選んだことは間違いなかった。だからプロ野球を本当に良くしようという気持ち、今から思えば、ちょっと生意気だったなと思う。でも本気でそういう気持ちがあった。だからプロ野球を良くするためにはまず自分を磨き、自己に力をつけないと野球界はよくならない。「長嶋茂雄を磨かないとプロ野球は良くならない」というのが持論であった」引用終わり


 いかがでしょうか?長嶋さんが野球の腕を磨いていたのは、プロ野球を良くするというヴィジョンがあり、当然の帰結として自分がスター選手として活躍するというコンフォートゾーンが形成されていたのです。ですから、長嶋さんは物凄い努力家だったといわれていますが、そこがコンフォートゾーンになっているので、長嶋さんからすれば努力というよりは当たり前だったと思います。練習の苦しみよりも、自分がスター選手の座にいないことの方が耐えがたいほど苦痛だったと思います。そして、その苦痛を避けるために自然発生的にしたことが周囲からはとてつもない努力だと言われたのだと思います。


 このあたりのテーマはとても一回のブログで書ききれるものではありません。今回の記事では、「あー国民的スターも無意識のうちに実践していたのが心理学的なテクニックなんだなあ」と覚えていただければ幸いです。そして、もっと詳しく知りたい方は今回出てきた「ヴィジュアライゼーション」「アファメーション」「エフィカシー」「コンフォートゾーン」などのキーワードをウェルビーイング株式会社公式ウェブサイトのサーチバーで調べてみてください。様々な過去の関連ブログ記事が出てきます。


 ちなみにですが、このサーチバーのおかげでウェルビーイング株式会社公式ウェブサイトは日本ランニング界のグーグルになっています。情報の精度でいえば、グーグルをはるかに上回っていますので、ランニング関連の調べものをするにはグーグルよりもはるかに優れたサーチエンジンになっています。もし、ランニング関連の調べものをされるならグーグルのような使い方をしてみてください。ググるではなく、ウェルビっていただければ色々な情報が出てきます。


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