結局マラソントレーニングにおいて距離走は何キロまでやれば良い?
- 池上秀志

- 1月4日
- 読了時間: 25分
突然ですが、あなたはフルマラソンに向けてのトレーニングにおいては、練習で何キロまで走っていますか?
結局のところ、距離走は何キロまでやれば良いのでしょうか?
中には練習で100㎞走をやって結果を出す人もいれば、40㎞走までで結果を出す人もいれば、30㎞までしかやらなくても結果を出す人もいます。結局のところ、何キロまで練習でやっておけば良いのでしょうか?
私が今回このテーマで記事を書こうと思った理由は、先日ジャック・ダニエルズ博士の講演録をみていると、「100マイルのレースに出る選手が練習では30マイルまでしかやらなくても、レースで100マイル走ることが出来るのに、何故レースで26マイル走るのに、練習で26マイル走らないといけないのか」と述べておられたからです。
確かに、私も一度イタリア人のジョルジオ・カルカッタという当時世界で5本の指には入る100㎞レースの選手と食事を共にさせて頂いたことがありましたが、その方も練習では60-70㎞までしかやらないという風におっしゃっていました。
では、結局のところ、フルマラソンに向けてのトレーニングは何キロまでやれば良いのでしょうか?
先ず第一に、40㎞走をやっても意味がない的な論調に反論させて頂きますが、一体レースで42.195㎞走るのに、練習で40㎞走をやっても意味がない理由とは何なのでしょうか?
ほとんどのトップランナー達は練習で40㎞走を何本かはやって、レースに臨みますし、歴史的に言っても、1970年くらいまでは練習では40㎞走をやることは一般的ではなかったし、30㎞走も1本か2本しかやらなかったとのことでした。
君原健二さんや円谷幸吉さんなど、五輪のメダリストくらすになると、もう少し体系的なマラソントレーニングを持っていたかもしれないが、その以外の選手は駅伝の練習に少し30㎞走をやるくらいで、練習で40㎞走をやると、負担が大きく、体を壊すと言われていたそうです。
しかし、そのあと練習で40㎞走や70㎞走、80㎞走、100㎞走と練習で距離を伸ばすようになり、日本のマラソンのレベルは向上しました。現代に至っても、ほとんどのトップランナーは練習で40㎞走を行っており、言うまでもなく、市民ランナーよりもレベルが高いです。
それに加えて、単純な理屈として、人間はまずはゆっくりとその距離を走れるようになってから、その距離を速く走れるようになります。そもそも、42.195㎞をゆっくりと走り切ることすら難しい人が、レースでその距離を速く走ることは出来ません。
先ずは心身ともに長く走り続けることに慣らしておき、そこから初めて速く走ることが出来るのです。
また、生理学的に言えば、先ず第一に、長時間走り続けることに耐え続ける筋持久力、骨、靭帯、腱の耐久性が必要になります。これを養うには長時間走り続けるしかありません。
そして第二に、長時間にわたって酸素負債の蓄積(組織のpH値の低下)に耐える能力が必要になります。このためには、長時間ある程度速いペースで走り続けるしかありません。
そして第三に、有気的脂肪分解系の代謝の向上により、後半まで(ゴールラインまで)グリコーゲン(糖原質)を残せるようにならなければなりません。このためには、一回の練習でたくさんのグリコーゲンを消費する必要がありますが、一回の練習でグリコーゲンを多量に消費するためには、速いペースで長時間走り続けるしかありません。
以上の理由により、フルマラソンに向けての練習において決して40㎞走は無駄ではありません。寧ろ、やれるもんならやった方が良いです。
30㎞までの練習で結果を出す人がいるのは何故?
その一方で、練習で走る一番長い距離が30㎞まででも結果を出す人もいることは事実です。では、何故彼ら(彼女ら)は30㎞までの練習で結果を出すことが出来るのでしょうか?
答えは単純で、練習では反復と継続が大切だからです。一回一回の練習では限界まで追い込まなくても、反復すること、あるいは継続することできちんと力はついていきます。これが理由で、30㎞までの練習でも結果を出す人はいます。
また、総走行距離が多い方が結果を出せる傾向にあるのも同様の理由です。総走行距離が多いということは、より多くの練習を継続的に反復したことを指し示します。ですから、30㎞までの練習しかしていなくても、男子なら2時間10分前後、女子なら2時間25分前後で走る人もいますが、例外なく総走行距離はそこそこ多いです。
走りこむ時期には月間1000㎞前後走っているのが大半です。
市民ランナーの方はそこまでの練習をしている人はほぼ皆無ですが、しかし理屈は同じです。継続的に30㎞走をしている人は、1回だけ40㎞走をして、あとは20㎞までしか練習していない人よりも結果を出す確率は高いです。
ちなみにですが、市民ランナー界ではレースの3週間前にマラソンレースペースで30㎞走、2週間前に20㎞走、1週間前に10㎞走を行うのが一つの公式になっているようですが、今まで30㎞走を一本もしていないのに、3週間前に1度だけ30㎞走をマラソンレースペースでやる、あるいはマラソンレースペースでやろうとして、結果を出した人を私は一人も知りません。大抵は轟沈しています。
あまりに見事な轟沈なので、私が撃沈させた訳でもないのに母へ写真で送りたいくらい見事な轟沈をされる方が大半です。
では、30㎞より距離が短いとどうなのか?
さすがに厳しいというのが私の実感ではあります。確率論的にはだいぶ下がります。それでも、何名かはほとんどハーフマラソンまでの練習しかやらずにサブ3を達成された方も知っています。これらの方は月間400-500㎞走っておられるので、土台はしっかりと出来ているのでしょう。
とは言え、その練習でサブ3出来るのであれば、継続的に30㎞以上の練習に取り組めば、レースではもっと走れるのではないかというのが私の率直な感想です。やってみないと分からないと言われればそれまでですが、やはりレースでは42.195㎞をなるべく速く走ることを目指すわけですから、ハーフマラソンの練習で得られる生理学的効果にはおのずと限界があります。
また、これは私の中長距離走、マラソントレーニングに関する基本的な考え方ですが、練習は大雑把に持久とスピードに分けます。
何故ならば、スピードと持久に分けた方が楽なので、継続しやすく、成功確率が高いからです。特に、一人で練習する場合にはそうです。
一人で継続的に反復できる練習ということを考えると、1つの練習に持久もスピードも詰め込むのではなく、スピード練習はスピードを養う、持久練習は持久力を養うという風に目的を分けてしまった方が良いです。
そして、スピード練習の要諦はレースの半分の距離を目標とするペースで通過した時にどれだけ余裕をもって通過出来るかであり、持久力とは中間点の時点で充分な余裕があったとして、そのペースで残りの半分を走り切るだけの力のことです。
この観点から考えたときに、練習でハーフマラソンまでしか走らない人はスピード練習だけで、持久練習を全くしていないことになります。こんな片手落ちの練習で自分の潜在能力を最大限に発揮できるのか否かは非常に懐疑的であり、トップランナー達は例外なく30㎞以上の距離は走っていると言って過言ではありません。
一人だけ、福岡国際の直近3か月でハーフマラソンまでの距離しか走っていないのに2時間9分半くらいの記録を出した人も知っています。知っていますが、これも例外中の例外ですし、この方も8月の五輪に向けて43㎞走を5本くらい実施されており、五輪と合わせて合計6本のフルマラソンを直近半年の中で実施していることになります。
いずれにしても、やはり確率論的に言えば、30㎞以上の練習は欲しいというのが実際のところでしょう。
長い方はどこまで距離を伸ばせば良いのか?
長い方は一番極端な例として120㎞走に取り組んだ人を知っています。それも市民ランナーではなく、五輪に出場するようなトップランナーです。120㎞はやや極端ですが、60㎞走、70㎞走、80㎞走、100㎞走に取り組んだ人は割といます。
ただ、使い方としてはマラソンが近づいてきたときに主要な練習として実施するのではなく、ある程度マラソンレースから遠い時期に、ゆっくり目に60㎞から100㎞という長い距離を走り、心身ともに長く走り続けることに慣らしておいて、それからレースが近づいてきたら、速いペースで30-40㎞走に取り組むという人が大半です。
主要な練習として、実施していないということに加えて、50㎞よりも長い距離を走る人とそうではない人の間で、有意な結果の差がないことも述べておかなければなりません。つまり、やりたい人はやれば良いけれど、やったところで有意な結果の差は見られないという、言ってみれば毒にも薬にもならない練習と言えるでしょう。
ただ、私は精神的な面からは無しではないと思います。単純な理屈として、より長時間長く走り続けることに慣れておけば、精神的には40㎞走が短く感じられますから。
私自身は50㎞走や60㎞走に取り組んだことはありませんが、故障している時にエアロバイクで2時間から3時間、中強度で漕ぎ続けたことはあります。やったことがある人は分かると思いますが、エアロバイクはめちゃくちゃ退屈です。400mトラックをぐるぐる回り続けるのとは比にならないくらい飽きます。
これを経験しておけば、距離走は精神的には楽になりました。種類は違いますが、根本的な発想は同じでしょう。
距離を伸ばせば伸ばすほどきつい訳ではない
よく、40㎞走はきついから30㎞までにとどめておくべきだというような議論を見かけますが、これは全く的を射ていません。なぜなら、ゆっくりと40㎞を走るのと速いペースで30㎞を走るのとでは、後者の方がきついからです。
もちろん程度問題ですが、具体例を一例だけ出すと、今の私にとっては30㎞を1㎞平均3分20秒ペースで30㎞走る練習と45㎞を1㎞4分ペースで走る練習を比較すると、圧倒的に後者の方が楽です。
同様の理由から、60㎞や70㎞走ったからと言って必ずしも、体にかかる負担が大きくなるとは私は思いません。
ただし、最終ゴールは42.195㎞をなるべく速く走ることですが、距離をあまりにも長くすると、1人で継続的に反復してある程度速く走ることが不可能になります。フルマラソンのレースは充分に持久力がつけば、多少の酸素負債を負いながらレースが進みます。つまり、無気的代謝を多少は使うペースでレースが進みます。この観点からも、質は無視すべきではないのです。
また、グリコーゲンの消費量は質×量によって決まりますから、この観点からも距離走は質×量の両方の観点から考えられなければなりません。
このような観点から順番に考えていくと、スイートスポットとして見えてくるのが30-45㎞という距離になります。
市民ランナーはエリートランナーよりも距離を短くすべき?
よく話題に上がるのが市民ランナーはエリートランナーよりも距離を短くすべきという議論ですが、完走が目的というレベルの人を除いて、この議論も的を射ていません。何故ならば、レースでは遅い人も速い人も42.195㎞を走るからです。
遅い人は42.195㎞をゆっくりと走る訳ですから、練習でもエリートランナーと同じ距離をゆっくりと走れば良いのです。
ただ、レベルを問わず、慎重に距離を伸ばす必要があります。5000m13分台で走る男子高校生は間違いなくエリートの部類に入りますが、だからと言っていきなり40㎞走が出来る訳ではないでしょう。
徐々に徐々に長い距離を走れる体を作っていく必要があります。これはもちろん、人生で今まで一回に走った一番長い距離が20㎞であるという走歴3年、5000mを25分台で走る市民ランナーの方の場合も同様です。
つまり、速い遅いに関わらず、過去のトレーニング歴を鑑みて、練習で走る量は徐々に増やしていかなければならないということです。これが、マラソントレーニングにおいては直近のトレーニング歴のみならず、人生全体におけるトレーニング歴、走歴が重要になる所以です。
そういう意味ではすぐに結果が出なくても全く焦る必要もないし、自分には向いていないと思う必要もないし、自分はダメだと思う必要もないということです。走歴3年目の人が今回3時間10分だったのと全く同じ練習をあと2年繰り返せばサブ3出来るというのも非現実的な話ではありません。
人生全体におけるトレーニングも大切なので、焦りは禁物です。日本の実業団選手の場合、初マラソンまでに約10年間のトレーニングを積んでいることを忘れてはなりません。
また、「練習としてレースに出る」という人も多くいますが、このことからもレースよりも練習の方が重要である、つまりは日々の積み重ねの方が一回に大きな負荷をかけるよりもはるかに重要であることがお分かり頂けるかと思います。
また、市民ランナーの方が市民ランナーはエリートランナーほど練習で長い距離を走るべきではないという根拠として「トレーニング負荷は運動時間に依存する」という説を出してきますが、これは「トレーニング負荷は運動時間に依存する」ということの意味合いを完全に誤解されています。
多くの人は長く走れば走るほど疲れるという意味だと思っていますが、その理屈で言えば5000mを15分ちょうどで走るよりも25分ちょうどで走る方が体にかかる負荷は大きいということになります。もちろん、そんなことはあり得ません。
「トレーニング負荷は運動時間に依存する」という言葉の意味合いは、こういうことです。
12㎞を全力で走った時に40分ちょうどの花子さんと14㎞を全力で走った時に40分ちょうどの太郎さんがいたとします。この時、花子さんの最大の1分間当たりの体重1㎏あたりの酸素摂取量に対する花子さんが1㎞3分20秒ペースで走った時の1分間当たりの体重1㎏あたりの酸素摂取量の比と太郎さんの最大の1分間当たりの体重1㎏あたりの酸素摂取量に対する太郎さんが1㎞2分52秒ペースで走った時の1分間当たりの体重1㎏あたりの酸素摂取量の比がほぼ等しくなるということを根拠にしています。
表現が難しいという方も多いでしょうから、ざっくりと言いましょう。ざっくりと言えば、速いか遅いかに関わらず、人間は40分間全力で走ればだいたい同じきつさを感じているということです。
そして、40分間全力で走れるペースと20分間全力で走れるペースの2つを比べると、必ず20分間全力で走れるペースの方がきついです。つまり、強度が高いのです。これが「運動強度は時間に依存する」ということの意味合いです。
もっと分かりやすく言えば、30秒間全力で走れる強度と1時間全力で走れる強度を比較すると、必ず30秒間全力で走れる強度の方が高くなるということです。30秒間全力で走れる強度を1時間維持できる人なんかいませんし、5分間ですら維持できないでしょう。否、60秒間ですら維持できないでしょう。
30秒間全力で走れる強度は必ず1時間全力で走れる強度よりも高いのです。他人と比べてその速度が速いか遅いかの違いはあったとしても、絶対に30秒間全力で走れる強度は1時間全力で走れる強度よりもはるかに高くなります。これが「運動強度は時間に依存する」ということの意味合いです。
では、ここで質問です。フルマラソンという競技において、速い人と遅い人が異なるのは距離でしょうか?
それとも時間でしょうか?
いうまでもなく、時間です。遅い人は走る距離が長くなるのではなく、同じ42.195㎞という距離を長い時間をかけて走ります。
ということはどういうことかというと、トップランナーと比べると低い強度で長時間走り続ける必要があるということです。
具体例を出しましょう。マラソンを2時間5分で走る人と、マラソンを4時間10分で走る人がいたとします。どちらも、全力で走っているのです。
この時、「運動強度は時間に依存する」という原則に従えば、2時間5分で走る人は4時間10分で走る人に比して2倍の強度で半分の時間を走っており、4時間10分で走る人は2時間5分で走る人に比して2倍の距離を半分の強度で走っているということになります。
つまり、4時間10分で走る人は練習でも、2時間5分で走る人の2倍の時間を半分の強度で走れば良いのです。
しかし、これを難しく考える必要はありません。何故ならば、単純に両者ともに30㎞走を同じレースペースの90%で行えば、自然と4時間10分で走る人は2時間5分で走る人の半分の強度で倍の時間を走ることになるからです。
同様に、レースペースの90%で両者ともに40㎞走を行えば、自然と4時間10分で走る人は2時間5分で走る人の半分の強度で2倍の時間を走ることになります。
まあ、難しい理屈はおいておいて、レースでは同じ距離を走るのだから、練習でも同じ距離を走れば良いと考えておけば良いです。ただし、レースの目的が記録を狙うのではなく完走なのであれば、戦略は変わりますし、また、いずれの場合においても過去のトレーニング歴を考慮に入れなければならないことも同じです。
結論
結論としては、フルマラソンを速く走る上での距離走のスイートスポットは30-45㎞であり、一本だけ、あるいは二、三本だけ頑張るよりも、継続的に実施することの方が重要である、また40㎞走をやっても意味がないとか、「運動時間に依存する」という理由から、市民ランナーはエリートランナーと同じ距離ではなく、同じ時間を走るべきであるという話は戯言と思って聞き流してもらって一向に構いません。
という訳で、今回の内容は以上です。参考になりますと幸いです。
最後に、もっとマラソントレーニングについて研究したい方にお知らせです。現在「マラソントレーニング研究」という約10時間の講義動画をご用意させて頂いております。
こちらの講義動画はマラソンが速くなりたいアマチュアランナーの皆様が本気で効果的なマラソントレーニングについて研究したいとなった場合の大学レベルの学びの場を作りたいという想いから作成させて頂いた講義動画です。
ちなみにですが、あなたは基礎研究と実践研究の違いをご存知でしょうか?
ご存知ない方の為に一応お話させて頂きますと、基礎研究というのは何の役に立つのかよく分からないままに真理を探究するのが基礎研究です。
例えばですが、今の私の研究テーマの一つに何故あの時、あのタイミングで、つまり1941年12月8日のタイミングで真珠湾攻撃をしかけなければならなかったのか、あるいはしかける羽目になってしまったのか、あるいはその後も何故あんな武器弾薬、食料、医薬品の供給を無視した作戦計画を立てることになったのか、というテーマがあります。
色々研究していますが、今のところ、これを研究したところで何の役に立つかは分かりません。と言いながら、研究していくと会社経営に役立つ知識も色々あるのはあるのですが、今のところは結論が出ている訳ではないので、はっきりとは何の役に立つとは言えません。これが基礎研究の段階です。
一方で、実践研究とは、これを研究すればアマチュアランナーさんがマラソンが速くなるのに役立つとはっきりと断言できる段階です。それが理解できない人もいるかもしれないが、理解出来れば必ず役に立つとほぼ断言できるのが実践研究の段階です。
まあまあ、もちろん研究の世界には役立つと思って研究したら、実はそうではないことが後から分かったということもありますが、私の「マラソントレーニング研究」は実際に受講して、記録を大幅に伸ばしておられる方が多数いらっしゃいますから、すでに効果は実証済みと言えます。
そんなマラソントレーニング研究では実際に何をお伝えさせて頂いてるのかということですが、簡単に言えば、マラソントレーニングの理論と実践の両方です。
先ずは理論の方ですが、マラソントレーニングの理論とは何かと言いますと、レベルを問わず、走歴を問わず、性別を問わず、年齢を問わず、肌の色を問わず、信じている宗教を問わず、老若男女誰がやっても、こういう風にやればマラソンが速くなるという抽象的な理論です。
逆に言えば、老若男女問わず誰がやってもマラソンが速くなるマラソントレーニングのやり方を導き出せるまで抽象化しているということです。
先ずはこれが理解できることでなんの役に立つかということですが、もしもあなたが間違った練習のやり方をしているのであれば、たちどころに理解できます。
実は正しい練習方法を探る前に、自分が間違ったやり方をしている時に、自分で間違っていると気づくことが出来るということの方が大切なのです。
実際に、一所懸命走り続けているのにマラソンでサブ3出来ない方は全てのこのパターンと言って過言ではないです。ご自身では間違っていることを間違っていると思わずに、ずっと続けている訳です。
そして、もちろん間違っているということに気づければ、だいたいどういう風に修正していけば良いという大雑把な方向性を定めることが可能になります。つまり、あなたの努力を水泡に帰さないというのがあなたが受講して得られる1つ目のメリットです。
そして、こちらの講義動画ではもっと具体的な内容についても解説をさせて頂いております。
先程、老若男女問わず誰がやってもマラソンが速くなるマラソントレーニング理論があると申し上げましたが、実際の方法論については3種類に大別することが可能です。具体的には一般型、中間型、特異型の3つです。この3種類のやり方が理解できると、自分に合ったやり方というのを見つけるとともに、知らない間に異なるやり方を混ぜるということをやらなくて済みます。
「良いところどり」と言えば、聞こえは良いですが、実際には「良いところどり」などあり得ません。一般型と決めたら一般型、特異型と決めたら特異型で行かないといけません。
そして、自分がその中間型であるのであれば、やはり自分が中間型でやっているという自覚を持たなければいけません。
多くの人がこれを理解せずに、SNSやユーチューブで観た情報をうのみにしてそのまま真似をするということをされています。しかし、一般型の人が部分的に特異型の人の練習内容を取り入れても絶対にうまくはいかないのです。
これもやはり同じで、こういった無駄な努力をしてしまうというリスクが減ります。繰り返しになりますが、サブ3やサブエガが達成できない最も大きな理由は知らず知らずのうちに間違ったやり方をしているからです。
正しいやり方は一つではなく、正しいやり方はいくつもあります。そして、そのうちのどれを選ぼうが、たいていは上手くいきます。
サブ3やサブエガを達成できない人の多くは、正しいやり方を知らないというのももちろんありますが、根本的には知らず知らずのうちに誤ったやり方をしているので、その障壁を取り除いてあげれば記録が伸びるという場合が大半です。
マラソントレーニングに3種類の方法があることを知ることで、情報収集をする場合にも、ご自身で練習計画を立てる場合にも、大きな失敗がなくなります。そして、この障壁を取り除くことで、記録を伸ばし続けることが出来るようになります。
そして、さらに具体的に、こちらの講義動画では資料(PDFファイル)も用いながら、さらに具体的に一般型、中間型、特異型の3つに応じた約3か月間の具体的な練習を公開しています。ただ、公開するだけではなく解説をさせて頂いています。
つまり、今あなたにお見せしている具体的な練習内容と理論の関連性、この具体的な練習内容はどの理論のどこの部分に当てはまるかを解説させて頂いております。
最終的には、あなたはあなた自身の過去のトレーニング歴、直近のトレーニング歴、練習場所、生活習慣、性格、将来的な目標、直近の目標などに応じてご自身にあった練習計画を立てるべきですが、そのための参考資料としては非常に心強いと言えるでしょう。
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上田さんも同じく家庭では父として、お仕事も普通にされながらの記録の更新です。それをあなたの練習に応用できるように解説させて頂いておりますので、必ずあなたの参考になるはずです。
最後に、私の紹介もさせてください。私は高校生の頃よりマラソンを志し、大学入学とともに市民ランナーとして走るようになりました。自分で練習計画を立案し、自分一人で実践し、一応現在の自己ベストは2時間13分41秒です。
私が市民ランナーとして走り出した18歳の頃に考えたこと、それは「だいたいどういう練習をすれば上手くいくのか」ということです。細かい部分はその時々で変わるのは当たり前です。それは当たり前なのですが、だいたいどんな感じで練習すれば間違いないのか、その方向性を知りたかったんです。
それを知るために、日本国内はもちろんのことノルウェー、ケニア、イタリア、ドイツ、アメリカ、フランス、オーストリア、ベルギー、などなどのべ20か国以上の世界の一流指導者、一流選手のお話をお伺いし、日独英語で書かれたマラソンに関連する数百の書籍や文献、資料に目を通し、整理してきました。
また、過去5年間で数百名の市民ランナーさんのサブ3達成をお手伝いさせて頂き、さらなるデータも持っており、それにも分析を加え、整理しました。
さらに、京都教育大学教育学部社会領域専攻を卒業し、中学校社会、高校地歴公民の教員免許をもっており、マラソントレーニングに関する真理を分かりやすく伝えることに誇りを持っております。
さて、さらに追加で今すぐお申込みされた方が良い理由を二点お伝えさせてください。
一点目は、現在期間限定で「マラソントレーニング研究」にお申込みされた方に「大久保絵里のエリート市民ランナー養成プログラム」(9800円)を無料でプレゼントさせて頂いております。こちらは市民ランナーの大久保絵里さんが大田原マラソンを2時間35分で優勝されるまでの20週間の練習内容をご本人に解説させて頂いている講義動画で、練習はもちろんのこと、市民ランナーならではの仕事との兼ね合い、集中力のもっていき方、当時の生活状況、恋愛に至るまで赤裸々に語っていただいております。
二点目は、こちらの講義動画には万が一ご満足いただけなかった場合には理由を問わずに全額返金させて頂いております。その場合は問い合わせページより問い合わせフォームに「マラソントレーニング研究全額返金」とご入力の上、送信してください。
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ですが、実際には多くの方がなんらかの間違ったやり方に囚われており、努力が水泡に帰すか、もしくは努力に見合った結果が出ていないというのが現状です。ここでの決断の遅れはそのまま努力に見合わない練習を続けることになるのです。
また、正しい方向性が分からないと、常にインターネットや雑誌の情報に流されることになってしまいます。あなたは正しいか間違っているかも分からない情報に振り回され続け、一貫した努力を続けられない走生活を選びますか?
それとも、今あなたが目にしている情報が正しいか間違っているか、判断できる側に回り、少しずつでも良いから正しい努力を確信をもって積み重ねられる側に回りたいですか?
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